泣いてみる

涙腺は元々どうしようもなく弱い。なぜか集団が何かをやっている動画なんか見ると涙が出てしまう。自分の人生をそれぞれ歩み、考え、生きている人たちが、一つのことに一生懸命取り組む姿に感動しているようだ。


そう言えば、昔、新聞記者の先生に「感動するという言葉は、感が動く、心が動くということだ。だから人は滅多に感動するものじゃない。しょっちゅう感動するというやつは、大嘘つきだ」と言われたことがあったっけな。


そういう意味では間違いなく、心動いているんだろうけれども。心が動いたら、体も動くかと言えば、私の場合そうでもなく。

まあ、いいや。


久々に一人きりの夜だった。ネットサーフィンをしていると、不覚にもうるっとくる内容。泣くものか、と思っていたけれど、まあ今日は誰もいないし、泣くことはストレス発散になるともいうし、と、泣ける話を漁った。久々にこんなに気兼ねなく、邪心もなく泣いた気がする。

まあだって、いつも泣いてしまうことは突発的で、自分の涙への動揺だとか、目の前で怒る理不尽な諸々への怒りだとか、そういうものを不純というのもなんだけど、とにかく綺麗ではない涙だとは感じていたし。

たまには歌う以外のストレス発散も良いな。翌日が休みの日に限るけれど。目が腫れてしまうから。